商品プランナー、商品開発士の認定は、わが国では唯一、日本商品開発士会がその資格認定を行っています。


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商品開発学       

商品プランナー、商品開発士、商品開発コーディネーターに
今求められているモノ、コト(2)

商品企画と商品開発は両輪

商品企画と商品開発は両輪の役割を持っています。
商品企画で行われる作業は、顧客調査や市場調査などで集めたデータを分析し、顧客が潜在的に欲している商品の形をイメージとして明確にすること。どのような商品をつくるのか、というおおもとのイメージを固めることでより良い商品を生み出すための土台をつくり、プロジェクトの目指すべき方向性を明らかにする仕事です。

商品企画では、商品のターゲットの絞り込みが重要な意味を持ちます。どのような年齢のどういった人が使用する商品なのか、どのような場面で使用する商品なのか等、商品そのものではなく商品が使われる場面や使用者を想定することで、商品のイメージを具体的なアプローチから形にしていく作業が行われます。

商品企画で明確化されたイメージを現実の形に起こす作業が商品開発です。商品企画がアイデアやコンセプト・イメージといった無形のものであるのに対し、商品開発は実際に販売可能な具体性のある結果が求められます。商品企画は実現困難なものであっても成立しますが、商品開発では実現可能性のないものは商品化には至りません。
したがって、商品開発に失敗すれば、どのように優れた商品企画であっても最終的な商品が完成せずにプロジェクトそのものが頓挫してしまいます。
商品開発にはイメージを形にする知識、スキルと技術力が求められますが、といっても開発の仕事も技術優先ではなく、常にマーケティングが優先します。

このように商品企画と商品開発は混同されがちな作業ですが、新商品に果たす役割は大きく異なります。両者の違いと役割を知ったうえで、より良い結果を生み出すことが、ビジネスの成功に繋がっています。

では、実際に商品開発には、どのような資質が求められるのでしょうか。これは、各種のリクルート・サイトなどから発信されていますので、その一例を紹介します。

必要な資質
【情報分析力】
同じ情報でも、そこから何を見出すかで浮かび上がるアイデアは全く違います。多くの情報からニーズを掘り当て形作るためには、情報に振り回されるのではなく、精査し、分析する力が必要です。

【創造力・発想力】
アイデアを形にしていく仕事ですから、当然、創造力や柔軟な発想力が必要です。ただし、それらの資質は才能だけでなく、努力や経験によって磨かれるものでもあります。普段何気なく使用している商品を「これが女性だったら」「これを雪国で使うとしたら」と別の視点で見てみる。売れている商品を「何故売れているのか?」と考える癖をつける。それだけでも訓練になります。「自分には創造力がない…。」と諦める必要はありませんよ。もちろん、専門的な講座などの受講もスキルアップに繋がります。

【プレゼンテーション能力】
企画商品を販売経路に乗せるためには、社内の合意が必要となります。『誰に、何を、どのように』という説明はもちろん、自分の企画商品の素晴らしさや、他商品と何が違うのか、消費者の購買意欲を刺激する根拠は何か等、プレゼン能力が必要となります。状況によっては、営業ではなく商品企画が社外でのプレゼンを担当することもありますから、商品力を説明できる能力は、磨きをかけるべきポイントでもあります。

【消費者の視点】
最高の素材、最高の技術で、時間をかけて作り上げれば、質の良い商品ができるのは当然ですが、売れなければ利益にはつながりません。 満足できる質や価格帯、タイミングなどを見誤らないために、常に消費者の視点を持つことが重要です。仕事外でも、アンテナを張ることが必要なのかも知れません。

(U-NOTE、RDサポート、転職グッド、キャリアパーク、エン転職、人材派遣サイトから一部引用)

商品プランナー、商品開発士、商品開発コーディネーターに
今求められているモノ、コト

「商品開発」「商品企画」の違いとその役割(1)
商品企画と商品開発は両輪(2)
日本商品開発士会の人材育成の対応(3)


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